にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

正月休み最終日。あらためて心に刻む。

明日から仕事始め。アイドリングも兼ねて会社のPCを開きメールチェックなどをした。

 

ついでに会社の掲示板を見ると、社員の訃報が載っていた。年末に亡くなっていたらしい。その事実と日付だけが記されていた。ぼくの1歳下だ。部署は違うが仕事で何度かお世話になった。彼の担当クライアントではないことでアドバイスをお願いしても、いつもとても親身に対応してくれた。とても親切で、仕事ができる人だった。その彼が、いまはもうこの世にいないらしい。

人は死ぬ。そのことを強く実感したのは、やはり父が亡くなったときだろう。父も、人生がそんなに早く終わりを迎えるとは思っていなかったはずだ。ぼくはそのとき、自分にはあとどのくらいの日が残されているかわからないけれど、できるだけやりたいことをやって、やりたくないことは避けて、悔いを少なくして生きることを心がけるようにした。

だけど今日の訃報をみて、まだ足りないと思った。その日は本当に明日くるかもしれないんだ。今日とった妻への態度、子どもにかけることば、自分がもし明日この世から去ることになったら、それを後悔したくはない。いつも別れを意識して過ごすというのは、ことばにすると少し違和感もあるが、本当に大切な人とはそのくらいの気持ちで日々向かい合っていた方が、幸せには近づくのかもしれない。

いつ終わりを迎えるかは自分ではどうしようもない。でも後悔を残さないためにできることはある。